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映画「遺体 明日への十日間」 [映画]

映画「遺体 明日への十日間」を観てきた。





あの東日本大震災を映画化したものの一つ。

この映画、本編でほとんど音楽が流れない。そして、あの津波の映像は流れない。
廃校となった中学校の体育館が、遺体安置所となるが、舞台はほとんどその遺体安置所。
その体育館で、しかし「遺体」が映し出される。人形が使われている場面もあるが、大半は、本当の”人”が、もちろん、特殊メイクして「遺体」になっており、リアルそのもので、凄惨な状況が再現されている。人によっては、顔を背けたくなる人もいるだろう。

役者陣が皆好演しており、どうしても泣かされてしまう。

こういう映像化されたものを、是非、みなさんに観てもらい、改めてあの大震災を想いおこして欲しいし、風化させないで欲しい。あの当時、テレビが連日、震災報道をしていて、あまりにも悲惨だから映像を流さないで(放送しないで)と言っていた方々にこそ、今回の映画を観て欲しいと思った。


追伸:
実は、私、この映画にエキストラ参加していて、エンドロールに名前が掲載された。
あの体育館のロケ現場を知るものから言わせてもらえれば、あの体育館のシーンは、映画で観る以上に壮絶な現場であった。
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